3月11日は、「東日本大震災津波を語り継ぐ日」に制定されました

3月11日は、「東日本大震災津波を語り継ぐ日」に制定されました

3月11日は、「東日本大震災津波を語り継ぐ日」に制定されました(kazu_m49さん、「奇跡の一本松」)

今年もあの3月11日がやってきます。

2020年10月、岩手県議会に「3月11日を岩手県民の日『大切な人を想う日』にすることについての請願」が提出され、採択されました。そして12月には条例についての意見、パブリックコメントを求め県民の皆様のご意向が求められました。

その上で2021年2月17日岩手県は、『東日本大震災津波を語り継ぐ日は、3月11日とする』と制定なさいました。(岩手県議会・東日本大震災津波を語り継ぐ日条例)

この条例を定めた説明に、岩手の皆様の濃縮された想いと力強さを感じます。短い文章なので引用します。

3月11日は、「東日本大震災津波を語り継ぐ日」に制定されました

3月11日は、「東日本大震災津波を語り継ぐ日」に制定されました(MOON CHILD さん、「東日本大震災の追悼」)

『平成23年3月11日に発生した東日本大震災津波により、本県では、かつて経験したことのない被害を受け、突然に多くの大切な人を失った。私たちは、自然災害はいつでもどこでも誰にでも起こりうることを知るとともに、家族や友人、地域、国内外の人たちとの絆や人と人とが支えあうことの大切さを改めて実感した。

3月11日は、「東日本大震災津波を語り継ぐ日」に制定されました

3月11日は、「東日本大震災津波を語り継ぐ日」に制定されました(ROBSON JUNIORによるPixabayからの画像)

私たちは、東日本大震災津波の発災直後からこれまで、国内外から数多くの支援をいただきながら、復旧・復興に全力を挙げて取り組んできた。

今後も復興に向けた歩みは続いていくが、二度と同じ悲劇を繰り返さないために、復興が果たされる日が来ても、東日本大震災津波の記憶を風化させることなく、東日本大震災津波を体験していない世代やこれから生まれてくる子どもたちにもあの日の悲しみと教訓を伝承していく必要がある。

3月11日は、「東日本大震災津波を語り継ぐ日」に制定されました

3月11日は、「東日本大震災津波を語り継ぐ日」に制定されました(yujiayingによるPixabayからの画像)

また、東日本大震災津波により亡くなった人々の果たせなかった想いを引き継ぎ、未来のために力を合わせてより良い地域を創造し築いていくことが重要である。

ここに私たちは、東日本大震災津波により亡くなった多くの尊い命に追悼の意を表し、東日本大震災津波の教訓を伝承するとともに、これまでの復興に向けた歩みの中で得られた多くの絆を大切にし、一人ひとりの大切な人に想いを寄せ、ふるさと岩手を築いていくことを誓い、東日本大震災津波を語り継ぐ日を定める。』

3月11日は、「東日本大震災津波を語り継ぐ日」に制定されました

3月11日は、「東日本大震災津波を語り継ぐ日」に制定されました(のにまさん、「初日の出 宮城県名取市閖上」)

忘れっぽいわたしですが、これからも支援を続けます。

《参照》

☆岩手県議会ー県議会ライブラリ「東日本大震災津波を語り継ぐ日条例」https://iwatekengikai.gijiroku.com/g07_IkenView.asp?SrchID=935&bunrui=&kword1=&kword2=

☆プレスリリース「岩手県は「東日本大震災津波を語り継ぐ日条例」を制定しました」https://kyodonewsprwire.jp/release/202102151020

以上

3月11日は、「東日本大震災津波を語り継ぐ日」に制定されました

3月11日は、「東日本大震災津波を語り継ぐ日」に制定されました(K.M=KARIBITOさん,「岩手県・山田湾・オランダ島」)

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