幸せの作り方　～日頃の小さな喜びや感謝を積み立てしましょう～vol.3

真由美さん(仮名)は、離婚してからずっとモコちゃんと2人暮らしでした。まだ若い10歳だったので、病気になるなんて考えてもなかったそうです。いつも一緒だったから、「初めての～」に慣れてしまうと写真を残そうなんて忘れていたと。虹の橋を渡ってしまったモコちゃんに会えるように「絆の絵Ⅱ」を作りたいとのご要望を頂きました。

「モコは明るくて人懐っこい性格なのに、勇気があって警戒心が強いから、5kgくらいの小さな犬なのに一緒に居るだけでとっても安心でした。その上、丸くて大きな瞳で見つめながら、わたしの愚痴や悩みを毎晩のように聞いてくれたんです。」

「40歳で離婚したから、不安だらけだったけど、モコが居てくれたから乗り越えられたんだと思います。パートナーに頼らず、自分で自分の道を切り開いていく方法を、モコが隣で助けてくれたから身に付けることができたんです。」

「離婚してから転職した会社が倒産してしまい、もう何をどうしたらいいか分からなくて、何もかも上手くいかなくて、突然泣き出したことがあったんです。その時モコが走り寄ってきて、両耳をピンと立て、しゃがみこんで泣き出した私に前足をかけて、じーっと私を見つめてました。」

「思いっきり泣いて、溜まりに溜まっていたストレスを涙と一緒に流したらスッキリして、あの時に思ったんです。わたし1人じゃない、モコと2人なんだって。とっても嬉しかったし、勇気が湧いてきました。」

「最近、ちょっぴり太り気味だったから、フードも体重管理用をあげてたのに・・・こんなに早く居なくなっちゃうなんて思ってもみなかったから後悔ばかり浮かんできて辛いです。

でも今日は、わたしの気持ちをほぐすように詳しく聞いてくださってから文章に纏めていただけたので、嬉しいです。部屋に飾って、このモコちゃんに話しかけます。」

真由美さんは明るい表情になって、帰られました。「絆の絵Ⅱ」は、癒しを届けます。インタビューであなたの中の想いや気持ちを言葉に変えて、あなたの写真を癒しの物語にします。

浅海直二郎商店：https://www.creema.jp/c/kizuna_no_e

以上