5人に1人は認知症になるらしいから、認知症疾患医療センターで検査を受けよう!(3/3)

5人に1人は認知症になるらしいから、認知症疾患医療センターで検査を受けよう!(3/3)

5人に1人は認知症になるらしいから、認知症の疾患医療センターで検査を受けよう!(3/3)(hot-sunによるPixabayからの画像)

「いつも作っている料理が作れない」とか「運転中どこを走っているのかわからなくなる」ことはありませんか?

あるいはパートナーが「頑固な性格だったが、さらに怒りやすくなった」「自分の間違いを人のせいにする」とかありませんか?

認知症の手前、軽度認知障害(MCI)(*1)の状態なら、治る可能性があります。1日でも早く検査を受けていただくために、第3回は、⑬島根県~㉑沖縄県と㉒神奈川県の基幹型認知症疾患医療センターを紹介します。(お住いの自治体の認知症疾患医療センター以外には電話をなさらないでください) 

認知症疾患医療センターの概略については「5人に1人は認知症になるらしいから、認知症疾患医療センターで検査を受けよう!(1/3)」https://kizuna-iyashi.com/2024/09/20/homemade-288/ をご覧ください。

5人に1人は認知症になるらしいから、認知症疾患医療センターで検査を受けよう!(3/3)

5人に1人は認知症になるらしいから、認知症疾患医療センターで検査を受けよう!(3/3)(Dariusz Robert DrewnickiによるPixabayからの画像)

基幹型の認知症疾患医療センターの情報を紹介します

今回は、⑬島根県~㉑沖縄県の基幹型認知症疾患医療センターと新たに加わった㉒神奈川県の基幹型認知症疾患医療センターを紹介します。紹介項目は以下の通りです。

なお、「最新治療薬レカネマブ」(*4)の取り扱い情報は自治体のホームページで公開されている情報に限っています。公開せずに治療をおこなっている場合もありますので、ご了承ください。

  • 基幹型認知症疾患医療センターの名前
  • ホームページのURL
  • 検査を受診する方法や問い合わせ電話番号(お住いの自治体の認知症疾患医療センター以外には電話をなさらないでください) 
  • かかりつけ医がいない状態で受診する方法
  • 最新治療薬レカネマブについて
    5人に1人は認知症になるらしいから、認知症疾患医療センターで検査を受けよう!(3/3)

    5人に1人は認知症になるらしいから、認知症疾患医療センターで検査を受けよう!(3/3)(beasternchenによるPixabayからの画像)

⑬ 島根大学医学部附属病院 (島根県)基幹型認知症疾患医療センター https://www.shimane-ninchi.jp/

受診方法:かかりつけ医による紹介予約

かかりつけ医がより精密な検査が必要と判断した場合に紹介状を作成し、同時に基幹型認知症疾患医療センターもの忘れ外来の予約を申請します。

かかりつけ医がいない場合:

☆認知症サポート医名簿(PDF)https://www.pref.shimane.lg.jp/medical/fukushi/kourei/kourei_sien/ninchishou/soudan.data/newR5itiran.pdf 

「認知症サポート医」は、地域における認知症医療・介護などがスムーズに連携し機能するようサポートする、高い専門性を持った医師です。認知症サポート医養成研修を修了された医師の氏名等を市町村別に掲載しております。

名簿は令和5年3月31日現在の情報です(病院・勤務先については、異動等変更されている場合もありますのでご注意ください)。

☆島根県の各市町村の地域包括支援センター(名前・電話番号・担当地区)https://www.pref.shimane.lg.jp/medical/fukushi/kourei/kourei_sien/csc/ 

各市町村に設けられている地域包括支援センターでは、認知症をはじめ、高齢者の介護など様々な相談に応じています。

☆認知症抗体医薬「レカネマブ」(*4) https://www.pref.shimane.lg.jp/medical/fukushi/kourei/kourei_sien/ninchishou/rekanemabu.html

投与を希望する県民の方へ、「レカネマブ」は、アルツハイマー病による軽度認知障害の方及びアルツハイマー病による認知症が軽度である時期の方が治療対象となります。

レカネマブ初回投与対応医療機関一覧

  • 島根大学医学部附属病院
  • (独)国立病院機構松江医療センター

この島根県ホームページをご熟読のうえ、かかりつけ医にご相談ください。

⑭徳島県認知症疾患医療センター(徳島県立中央病院) https://tph.pref.tokushima.lg.jp/central/departments/center/dementiaDiseaseMedicalCenter/

受診方法:かかりつけ医からのFAX予約 

かかりつけ医がいない場合:

☆認知症サポート医名簿 (PDF:96 KB) https://www.pref.tokushima.lg.jp/file/attachment/925016.pdf

かかりつけ医の認知症診断等に関する相談・アドバイザー役となるほか、他の認知症サポート医との連携を担います。

すべての認知症サポート医が、認知症治療を行うわけではありませんので、受診の際には事前に医療機関にご確認ください。

☆徳島県地域包括支援センター設置状況 (PDF:55 KB) https://www.pref.tokushima.lg.jp/file/attachment/920836.pdf 

地域住民の心身の健康の保持及び生活の安定のために必要な援助を行います。徳島県内36ヶ所(全ての市町村)に設置されています。

5人に1人は認知症になるらしいから、認知症疾患医療センターで検査を受けよう!(3/3)

5人に1人は認知症になるらしいから、認知症疾患医療センターで検査を受けよう!(3/3)(Cornell FrühaufによるPixabayからの画像)

⑮愛媛大学医学部附属病院 愛媛県認知症疾患医療センター https://www.hsp.ehime-u.ac.jp/department/%E8%AA%8D%E7%9F%A5%E7%97%87%E7%96%BE%E6%82%A3%E5%8C%BB%E7%99%82%E3%82%BB%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%83%BC/

受診方法:かかりつけ医によるFAX紹介

かかりつけ医がいない場合:

☆愛媛県内の「かかりつけ医認知症対応力向上研修修了者」の名簿 https://www.pref.ehime.jp/page/11530.html

身近な診療所等の主治医(かかりつけ医)に対し、認知症の方ご本人とそのご家族を支える知識と方法を習得する研修を修了した医師を登録しています。県内では、1058名(令和5年3月末現在/累計)の医師がこの研修を修了されています。

研修修了者についてのお問合せは、長寿介護課 介護予防係(Tel:089-912-2431)へご連絡ください。(修了者名簿については、2024年6月27日現在更新作業中です。)

☆愛媛県 認知症サポート医の状況(二次医療圏域別) [PDFファイル/176KB] https://www.pref.ehime.jp/uploaded/attachment/120248.pdf

認知症患者の診療に習熟し、かかりつけ医への助言その他の支援を行い、専門医療機関や地域包括支援センター等との連携の推進役を担うのが「認知症サポート医」です。

令和6年3月末までに研修を修了された医師を掲載しております。病院・勤務先については、異動等変更されている場合もありますのでご注意ください。

☆令和6年度愛媛県内地域包括支援センター一覧(令和6年4月1日現在) https://www.pref.ehime.jp/page/11691.html 

地域包括支援センターでは、主任ケアマネジャー、社会福祉士、保健師などが中心となって、住み慣れた地域で、医療・介護・予防・住まい・生活支援サービスが切れ目なく提供される体制を目指します。

一覧では、市町村順に市町名・支援センターの名称(担当地区)・住所・電話番号・Fax番号が一覧にまとめられています。

☆「レケンビ(レカネマブ)の治療を考えている患者の紹介について」

愛媛大学医学部附属病院でも軽度認知障害(MCI)もしくは初期のアルツハイマー型認知症の患者にレケンビ(レカネマブ)(*4)の投与が可能ですが、かかりつけ医か、かかりつけの医療機関からの紹介です。患者の紹介という形式で受け入れています。

5人に1人は認知症になるらしいから、認知症疾患医療センターで検査を受けよう!(3/3)

5人に1人は認知症になるらしいから、認知症疾患医療センターで検査を受けよう!(3/3)(Mabel Amber, who will one dayによるPixabayからの画像)

⑯高知県基幹型認知症疾患医療センター(高知大学医学部附属病院) http://www.kochi-u.ac.jp/kms/kikan/index.html 

☆受診方法:おそらく不可 

高知県では、基幹型認知症疾患医療センターが、人材育成・普及啓発活動を中心に地域型センターの後方支援を担うと明記されています。

県内を4つの保健医療圏域に分け、それぞれの地域に地域型認知症疾患医療センターが設置されています。高知鏡川病院高知県立あき総合病院一陽病院渡川病院が地域型センターとして、「鑑別診断」及び「それに基づく初期対応」とかかりつけ医等との連携を行います。つまり、検査を受診できるのは、地域型センターです。

さらに、地域型センターの受診にもかかりつけ医の紹介状が必要です。

認知症疾患医療センターの設置について[PDFファイル/714KB] https://www.pref.kochi.lg.jp/doc/dementiacenter/file_contents/2014020100372_www_pref_kochi_lg_jp_uploaded_life_99652_372490_misc.pdf

かかりつけ医がいない場合:

☆こうちオレンジドクター登録者名簿(令和6年7月2日時点)[XLSX:56KB] https://www.pref.kochi.lg.jp/doc/orange-doctor/file_contents/file_202472293541_1.xlsx

「こうちオレンジドクター」とは、かかりつけ医認知症対応力向上研修や、認知症サポート医養成研修など、認知症に関する研修を修了した医師のうち、名簿の登載に同意した医師のことです。

もの忘れや認知症について気になることがあれば、診療時にお気軽に「こうちオレンジドクター」にご相談ください。

名簿には、こうちオレンジドクターの医療機関名、氏名、所在地、電話番号を掲載しています。(このエクセルファイルが開けない場合は、高知県 子ども・福祉政策部 長寿社会課:介護事業者担当 088-823-9632、福祉・介護人材対策室 088-823-9631にお問い合わせください)

☆地域包括支援センター一覧(令和6年4月現在)[PDF:60.3KB] https://www.pref.kochi.lg.jp/doc/2015071800037/file_contents/file_2024417311758_1.pdf

地域の様々な社会資源を使って、高齢者の生活を総合的に支えていくための拠点です。地域の身近な相談窓口として総合相談・支援や介護予防を行います。

☆「高知大学では5月よりレカネマブ治療を開始

高知県認知症疾患医療センター連絡協議会・事例検討会の報告によると、高知大学では2024年5月よりレカネマブ治療を開始し、治療の適応になる初期のアルツハイマー病の方への対応について、それぞれの病院で検討が始まっているということです。

5人に1人は認知症になるらしいから、認知症疾患医療センターで検査を受けよう!(3/3)

5人に1人は認知症になるらしいから、認知症疾患医療センターで検査を受けよう!(3/3)(Oldřich VachによるPixabayからの画像)

⑰佐賀大学医学部附属病院 (佐賀県)認知症疾患医療センタ https://ninchisyou.med.saga-u.ac.jp/

受診方法:かかりつけ医による電話予約

かかりつけ医がいない場合:

☆ 認知症サポート医養成研修修了者名簿(R6.8現在)(PDF:128.3キロバイト)https://www.pref.saga.lg.jp/kiji00396535/3_96535_328224_up_qv3ytxsc.pdf

認知症サポート医は、国立長寿医療センターの養成研修を修了し、認知症患者の診療に習熟し、かかりつけ医への助言その他支援を行い 、専門医療機関や地域包括支援センター等への連携の推進役となる医師です。

掲載されている情報が変更となっている場合もあります。受診前には必ず医療機関にお問い合わせください。

☆佐賀県地域包括支援センター一覧【R6年5月現在】(PDF:147.4キロバイト)https://www.pref.saga.lg.jp/kiji0031115/3_1115_321576_up_gni6g53u.pdf 

ケアマネージャー、保健師、社会福祉士が介護や健康、福祉や権利擁護など高齢者の暮らしにかかわる様々な相談や問題に対する総合的な相談に応じたり、地域の関係機関と連携しながら福祉や介護保険のサービスが受けられるよう支援しています。

5人に1人は認知症になるらしいから、認知症疾患医療センターで検査を受けよう!(3/3)

5人に1人は認知症になるらしいから、認知症疾患医療センターで検査を受けよう!(3/3)(ChristianeによるPixabayからの画像)

⑱長崎県基幹型認知症疾患医療センター(長崎大学病院) https://www.med.nagasaki-u.ac.jp/psychtry/HP/dementia/

受診方法:「診療情報提供書」を用意して、直通電話で予約

直通電話番号:095-819-7975 受付時間:9:00~17:00 休診日:土日祝日、年末年始

かかりつけ医がいない場合:

長崎県内の認知症サポート医一覧 https://www.pref.nagasaki.jp/bunrui/hukushi-hoken/koreisha/ninchisyou/support-doctor/642347.html 

認知症サポート医とは、厚生労働省の要綱に定められた「認知症サポート医養成研修」を修了し、かかりつけ医の認知症診断等に関する相談・助言や、各郡市医師会と地域包括支援センター等との連携づくりを担う医師のことです。

一覧には、医師の氏名・所属する病院名・住所・電話番号・「認知症サポート医」の診療科が掲載されています。なお所属先は令和5年9月30日時点で、現在とは異なる場合があります。

☆長崎県内市町地域包括支援センター一覧(R6.4.1現在)[PDFファイル/96KB]https://www.pref.nagasaki.jp/shared/uploads/2024/04/1712540248.pdf

高齢者の日々の暮らしをサポートするため、経験豊富な社会福祉士、保健師、主任介護支援専門員が、介護、生活支援、健康、医療、虐待防止などの分野で支援します。

☆「抗アミロイドβ抗体薬(レカネマブ)の紹介」(*4)について https://www.med.nagasaki-u.ac.jp/psychtry/HP/dementia/soudan.html

レカネマブ治療も条件を満たす患者さんをかかりつけ医が紹介し、「長崎大学病院紹介患者予約申込書」をFAX送付することとなっています。

5人に1人は認知症になるらしいから、認知症疾患医療センターで検査を受けよう!(3/3)

5人に1人は認知症になるらしいから、認知症疾患医療センターで検査を受けよう!(3/3)(修平 深田によるPixabayからの画像)

⑲熊本県認知症疾患医療センターについて https://www.pref.kumamoto.jp/soshiki/33/201489.html  

☆熊本大学病院は、平成21年5月 1日に基幹型認知症疾患医療センターの指定をうけていますが、該当するホームページはありません。

☆熊本県では、地域拠点型と連携型の合計11病院を認知症疾患医療センターに指定し、 「認知症の早期発見・診療体制の充実」、「医療と介護の連携強化」、「専門医療相談の充実を図る」を担うとしています。

認知症の検査を希望する場合は、この地域拠点型・連携型の合計11病院にお問い合わせください。 

熊本県の認知症疾患医療センターの指定状況(令和6年4月)(病院名・住所・電話番号)  https://www.pref.kumamoto.jp/uploaded/attachment/245012.pdf

☆かかりつけ医がいない場合:

☆認知症サポート医名簿(令和6年6月末時点)(PDFファイル:404KB)https://www.pref.kumamoto.jp/uploaded/attachment/252263.pdf

認知症サポート医とは、認知症患者の診療に習熟し、かかりつけ医への助言その他支援を行い、専門医療機関や地域包括支援センター等への連携の推進役を担います。

認知症サポート医養成研修の修了者名簿(令和6年6月末時点)を作成しました。

☆熊本県地域包括支援センター検索 https://www.kaigokensaku.mhlw.go.jp/43/index.php?action_kouhyou_pref_seikatu_search_list_list=true&PrefCd=43&SearchType=community

住民の健康の保持及び生活の安定のために必要な援助を行い、その保健医療の向上及び福祉 の増進を包括的に支援します。

☆認知症コールセンター(認知症ほっとコール)へ! https://www.pref.kumamoto.jp/soshiki/33/878.html 

介護の専門職や家族介護の経験者が相談を受け付ける電話窓口なので、認知症の診断検査とは違うと思いますが念のためご紹介します。

熊本県認知症コールセンター「認知症ほっとコール」
電話番号096-355-1755

受付時間:午前9時から午後6時まで
※毎週水曜日及び年末年始(12月29日から1月3日まで)は定休日です。

5人に1人は認知症になるらしいから、認知症疾患医療センターで検査を受けよう!(3/3)

5人に1人は認知症になるらしいから、認知症疾患医療センターで検査を受けよう!(3/3)(beauty_of_natureによるPixabayからの画像)

⑳鹿児島大学病院 鹿児島県基幹型認知症疾患医療センター https://www.hosp.kagoshima-u.ac.jp/department/dementia/

受診方法:かかりつけ医による紹介予約。

かかりつけ医がいない場合:

「もの忘れの相談ができる医師」名簿(令和6年8月現在)(PDF:560KB)https://www.pref.kagoshima.jp/ab13/kenko-fukushi/koreisya/ninchishou/documents/110234_20240806135719-1.pdf 

適切な認知症診断の知識・技術や家族からの話や悩みを聞く姿勢を習得するための研修を修了した,身近な地域における様々な診療科の医師が「もの忘れの相談ができる医師」です。

診療時間や診療内容等,詳細につきましては,直接医療機関へお問い合わせください。

☆認知症サポート医名簿(令和6年8月23日現在)(PDF:429KB) https://www.pref.kagoshima.jp/ab13/kenko-fukushi/koreisya/ninchishou/documents/110234_20240823100612-1.pdf

認知症サポート医は,かかりつけ医の相談に対する助言や支援を行い,また,地域包括支援センター等への支援協力や連携を推進する役割の医師です。

診療時間や診療内容等,詳細につきましては,直接医療機関へお問い合わせください。

☆地域包括支援センター一覧(令和6年6月18日現在)https://www.pref.kagoshima.jp/ab13/kenko-fukushi/koreisya/zigyosya/hokatu.html

住み慣れた地域で安心して過ごすことができるよう,ご相談等を通して,地域における適切な保健・医療・福祉サービスの利用につなげる支援を行います。 

☆「アルツハイマー病の新しい治療:レカネマブ(レケンビ®)について」(*4) https://www.hosp.kagoshima-u.ac.jp/department/dementia/#f04

かかりつけ医からレケンビ®の投与を希望される患者さんを、鹿児島県基幹型認知症疾患医療センターに紹介する仕組みです。

5人に1人は認知症になるらしいから、認知症疾患医療センターで検査を受けよう!(3/3)

5人に1人は認知症になるらしいから、認知症疾患医療センターで検査を受けよう!(3/3)(Allison JonesによるPixabayからの画像)

㉑琉球大学病院 沖縄県認知症疾患医療センター https://ninchi-c.med.u-ryukyu.ac.jp/

受診方法:地域の担当センターに連絡。

沖縄県では、 北部圏域中部圏域南部圏域宮古圏域八重山圏域全圏域にわけ、7つの病院や診療所を認知症疾患医療センターに指定しています。

お住いの圏域の病院・診療所に検査相談をなさってください。その病院・診療所で認知症の検査を行うのか、基幹型認知症疾患医療センターに紹介状を書いてくださるのかは不明です。 

沖縄県認知症疾患医療センター(病院名・住所・電話番号・URL・診療時間の案内) https://ninchi-c.med.u-ryukyu.ac.jp/contact_list/ 

☆かかりつけ医がいない場合:

☆かかりつけ医認知症対応力向上研修修了者名簿(令和2年11月更新) (PDF 501.4KB)https://www.pref.okinawa.lg.jp/_res/projects/default_project/_page_/001/007/453/r2kakaritukei.pdf

身近な診療所等の主治医(かかりつけ医)で、適切な認知症診断の知識・技術や家族からの話や悩みを聞く姿勢を修得するための研修を修了した医師です。

登録情報が古いので、事前に病院にご確認をお願いします。

☆沖縄県認知症サポート医名簿(令和6年5月更新) (PDF 117.9KB)https://www.pref.okinawa.lg.jp/_res/projects/default_project/_page_/001/007/453/supportr6_5.pdf

認知症サポート医とは、認知症患者の診療に習熟し、かかりつけ医への助言・支援を行い、専門医療機関や地域包括支援センター等との連携の推進役となる医師です。沖縄県では令和6年5月現在、163名の医師を登録しています。

☆「介護サービス情報公表システム」地域包括支援センター等の総合検索システム https://www.kaigokensaku.mhlw.go.jp/47/index.php?action_kouhyou_pref_seikatu_search_facility_search=true&SearchType=community

住み慣れた地域で安心してその人らしい生活を続けられるように、公正・中立な立場から介護・福祉・保健・医療などさまざまな面で支援を行うため、市町村に設置された総合相談機関です。

沖縄県内でも令和6年4月から複数の医療機関でレカネマブを使用した治療が開始 https://www.pref.okinawa.lg.jp/kyoiku/koreifukushi/1007444/1007453.html

投与実施医療機関(初回導入施設) 令和6年6月時点

  • 医療法人おもと会大浜第一病院
  • 独立行政法人国立病院機構沖縄病院

レカネマブに関する受診の際には紹介状が必要です。また、予約状況等によっては受診まで期間を要する場合もありますのでご了承ください。

5人に1人は認知症になるらしいから、認知症疾患医療センターで検査を受けよう!(3/3)

5人に1人は認知症になるらしいから、認知症疾患医療センターで検査を受けよう!(3/3)(Annette MeyerによるPixabayからの画像)

㉒神奈川県基幹型認知症疾患医療センター – 東海大学医学部付属病院(令和6年6月1日指定)   https://www.fuzoku-hosp.tokai.ac.jp/service/ninchi/

☆受診方法:かかりつけ医からの「診療情報提供書」を用意し、事前に脳神経内科外来の予約を取る。

☆かかりつけ医がいない場合:

☆認知症の診療を行う医療機関一覧表 https://www.pref.kanagawa.jp/docs/u6s/cnt/f6401/p454893.html

病院:

横浜市 (PDF:215KB)

川崎市 (PDF:113KB)

相模原市(PDF:101KB)

その他の市町村 (PDF:267KB)

診療所:

横浜市 (PDF:504KB)

川崎市 (PDF:212KB)

相模原市 (PDF:138KB)

その他の市町村 (PDF:433KB)

受診される場合は、あらかじめ医療機関にお電話等でご確認ください。また、この名簿は認知症の方や家族等の支援のため作成したものです。趣旨をご理解いただき、目的外の使用は固くお断りします。

☆神奈川県認知症サポート医名簿(PDF:454KB)https://www.pref.kanagawa.jp/documents/27041/meibo1.pdf

認知症サポート医は、認知症の人の診療に習熟し、かかりつけ医等への助言その他の支援を行い、専門医療機関や地域包括支援センター等との連携の推進役となる医師です。

「医療機関名」「郵便番号」「所在地」「電話番号」「氏名」「診療科」「受講年度」について、医療機関所在地の圏域、各市町村ごとに掲載しています。

☆神奈川県・横浜市・川崎市・相模原市の認知症疾患医療センター 電話相談窓口(医療に関するご相談)https://www.pref.kanagawa.jp/docs/u6s/cnt/f6401/p902760.html

一覧表に、相談を受け付ける病院名と部署名・電話番号・相談を受け付ける日時が掲載されています。

神奈川県で11か所、横浜市で9か所、川崎市で4か所、相模原市で2か所あります。

保健福祉事務所及びセンターでの相談https://www.pref.kanagawa.jp/docs/u6s/cnt/f6401/p902760.html

保健福祉事務所及びセンターでは、認知症に関する相談に医師や保健師、ケースワーカーが対応しています。(相談受付時間:月から金曜日 8時30分から17時15分)

9か所の保健福祉事務所名・所管地域・電話番号・所在地が一覧になっています。

地域包括支援センター一覧 市町村別https://www.pref.kanagawa.jp/docs/u6s/cnt/f4301/index.html

お住いの市町村名をクリックしてください。市町村のホームページに飛んで、包括支援センターの情報が表示されます。

県内市町村の認知症関係所管課一覧https://www.pref.kanagawa.jp/docs/u6s/cnt/f6401/p902760.html

市町村別に認知症関連を担当する部署の名前や住所・電話番号が一覧になっています。市町村名・所管課・所在地・電話番号を記載。

各都道府県の基幹型認知症疾患医療センターの紹介は、以上です。

5人に1人は認知症になるらしいから、認知症疾患医療センターで検査を受けよう!(3/3)

5人に1人は認知症になるらしいから、認知症疾患医療センターで検査を受けよう!(3/3)(TomによるPixabayからの画像)

「慣れた一方通行の道路を逆走しそうになる」とか、「駐車する時に自宅の外壁に接触する」、あるいは「シフトレバーの使用方法がわからなくなる」ことがありませんか? 人身事故を引き起こす前に、どうか認知症の検査を受けてください。

10月11日のブログからは、基幹型認知症疾患医療センターがなかった残りの都道府県で認知症検査を受ける方法をご紹介します。

5人に1人は認知症になるらしいから、認知症疾患医療センターで検査を受けよう!(3/3)

5人に1人は認知症になるらしいから、認知症疾患医療センターで検査を受けよう!(3/3)(Manfred RichterによるPixabayからの画像)

補注

*1:軽度認知障害(MCI)の詳細は、『軽度認知障害(MCI)と判明した今がチャンス!普通に戻るための対策・方法をご紹介します!(第1回)』をご覧ください。https://kizuna-iyashi.com/2024/08/23/homemade-284/

*2:認知症疾患医療センター(概要)[PDF形式:269KB]https://www.mhlw.go.jp/content/001173034.pdf

*3:聖路加国際病院 認知症疾患医療センター https://hospital.luke.ac.jp/guide/ninchisyo/index.html

*4:「レカネマブ(レケンビⓇ点滴静注)について ー 一般の方向け:アルツハイマー病の原因に働きかけて病気の進行自体を抑制する薬としては、国内で初めて承認された薬です。2週間に1度、約1時間ほどかけて点滴で投与します。
 アルツハイマー病による認知症が軽度である時期、および、アルツハイマー病による軽度認知障害の方が治療対象となり、検査(脳脊髄液検査またはアミロイドPET検査)により脳にアミロイドβがたまっていることを明らかにする必要があります。
 この薬の使用により、認知機能障害の悪化が有意に(18ヶ月で27.1%)抑制されたことが報告されています。(後略)」厚生労働省 https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000089508_00005.html

*5:「当院では2019年に浜松市の支援を受け、健康寿命を保つための軽い運動の実施、集団活動への参加促進、廃用予防や認知リハビリの提供を目的として「はままつオレンジ体操」を考案しました。これまでに院内のケアはもとより、浜松市内の諸施設にDVDを配布し、多くの方にご利用いただき、好評を得ています。(後略)」総合病院 聖隷三方原病院 https://www.seirei.or.jp/mikatahara/department/other/dementia-disease/OorangeGym/index.html

以上

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