5人に1人は認知症になるらしいから、認知症疾患医療センターで検査を受けよう!(続)(5/7)

5人に1人は認知症になるらしいから、認知症疾患医療センターで検査を受けよう!(続)(5/7)

5人に1人は認知症になるらしいから、認知症疾患医療センターで検査を受けよう!(続)(5/7)(ChaoyueによるPixabayからの画像)

「今まで熱心だった趣味や好きなテレビ番組に興味を示さなくなった」「ひとりになることを怖がったり寂しがったりする」「周りへの気づかいがなくなった」「話のつじつまが合わない」「鍋を焦がしたり、料理の味付けがおかしくなった」など心当たりはありませんか?誤診されないためにも、認知症に特化した認知症疾患医療センターで検査を受けることをお勧めします!

今回は、⑭長野県⑮愛知県(名古屋市を含む)⑯滋賀県⑰大阪府(大阪市と堺市を含む)認知症疾患医療センターかかりつけ医の探し方を紹介します。

なお、認知症疾患医療センターの概略と基幹型認知症疾患医療センター22か所については「5人に1人は認知症になるらしいから、認知症疾患医療センターで検査を受けよう!(1/3~3/3)」https://kizuna-iyashi.com/2024/09/20/homemade-288/ をご覧ください。

5人に1人は認知症になるらしいから、認知症疾患医療センターで検査を受けよう!(続)(5/7)

5人に1人は認知症になるらしいから、認知症疾患医療センターで検査を受けよう!(続)(5/7)(Jaesung AnによるPixabayからの画像)

⑭長野県:『長野県における認知症疾患医療センター指定医療機関』(2023年11月9日更新)   https://www.pref.nagano.lg.jp/kaigo-shien/kokoro/nintisyou/nintisyo-center.html

各地域に指定された11医療センターの病院名と病院へのリンク・住所・電話番号が一覧になっています。

認知症か年齢相当の老化、あるいは別の病気かの鑑別診断が予約制で、最初に相談専用電話にかける必要がある病院などいろいろあります。受診方法は各病院にご確認ください。

☆かかりつけ医の探し方:

『認知症相談医及び認知症サポート医(令和6年7月4日現在)(PDF:466KB)』https://www.pref.nagano.lg.jp/kaigo-shien/kenko/kenko/seishin/documents/20240704meibo.pdf

これまでにかかりつけ医認知症対応力向上研修(*3)及び認知症サポート医養成研修(*2)を修了なさった医師の名簿です。医師の氏名・所属の医療機関名・所在地・電話番号が一覧にまとめられています。

『長野県内の地域包括支援センター一覧 【令和6年4月1日現在】138箇所設置』https://www.pref.nagano.lg.jp/kaigo-shien/kenko/koureisha/kaigo/chiikihokatsu.html(各地域別表示のPDFは、このURLです)

全センターの一覧表示(PDF:339KB)https://www.pref.nagano.lg.jp/kaigo-shien/kenko/koureisha/kaigo/documents/00itiran.pdf

地域包括支援センターのある市町村名・包括支援センターの名称・所在地・電話番号/FAX番号などが一覧にまとまっています。

5人に1人は認知症になるらしいから、認知症疾患医療センターで検査を受けよう!(続)(5/7)

5人に1人は認知症になるらしいから、認知症疾患医療センターで検査を受けよう!(続)(5/7)(Tomasz ProszekによるPixabayからの画像)

⑮愛知県:『県内の認知症疾患医療センター指定病院』(2024年9月6日更新)  https://www.pref.aichi.jp/soshiki/chiikihoukatu/ninnchisho-shikkan-iryou-center.html

愛知県内10地域に11か所の医療センターが指定されていて、担当地域・病院名と病院ホームページへのリンク・住所・相談窓口電話番号・連携する病院名が一覧になっています。

受診方法は、各病院のホームページなどでご確認ください。

☆名古屋市にお住いの方の認知症疾患医療センター:『名古屋市内の認知症疾患医療センター』(2024年9月2日更新) https://www.city.nagoya.jp/kenkofukushi/page/0000043505.html

名古屋市が指定した5認知症疾患医療センターの、病院名・所在地・医療相談室の電話番号・連携する病院が一覧になっています。ただ、各病院のURLやリンクがないので、URLはチラシPDFをご覧ください。

認知症疾患医療センターのご案内(チラシ) (PDF形式, 395.17KB) https://www.city.nagoya.jp/kenkofukushi/cmsfiles/contents/0000043/43505/0701.pdf

☆かかりつけ医の探し方:

*『かかりつけ医の認知症対応力向上研修修了者の名簿』

かかりつけ医認知症対応力向上研修修了者名簿(尾張) [PDFファイル/4.69MB](令和6年3月1日現在) https://www.pref.aichi.jp/uploaded/life/528863_2438805_misc.pdf

かかりつけ医認知症対応力向上研修修了者名簿(三河) [PDFファイル/3.65MB](令和6年3月1日現在) https://www.pref.aichi.jp/uploaded/life/528863_2438806_misc.pdf

研修を終了なさった医師名・所属病院名・住所・電話番号が一覧になっています。

『認知症サポート医養成研修修了者名簿(尾張・三河) [PDFファイル/3.22MB]』(令和6年3月1日現在) https://www.pref.aichi.jp/uploaded/life/528863_2438811_misc.pdf

地区ごとに、研修を終了なさった医師名・所属病院名・住所・電話番号が一覧になっています。

愛知県では、認知症対応力の向上を図るため、認知症の早期発見・早期対応、医療の提供等のための地域のネットワークの中で重要な役割を担うかかりつけ医に対する認知症対応力向上研修を実施。さらに、かかりつけ医を適切に支援する認知症サポート医養成のための研修を実施しています。

5人に1人は認知症になるらしいから、認知症疾患医療センターで検査を受けよう!(続)(5/7)

5人に1人は認知症になるらしいから、認知症疾患医療センターで検査を受けよう!(続)(5/7)(Annette MeyerによるPixabayからの画像)

『愛知県内地域包括支援センター一覧(令和6年4月1日現在) [PDFファイル/169KB]』https://www.pref.aichi.jp/uploaded/attachment/522532.pdf

一覧は、包括支援センターが置かれた市町村名・センターの名称・所在地・ 電話番号・ FAX番号が記載されています。

*『愛知県認知症電話相談』(2020年6月5日更新) https://www.pref.aichi.jp/soshiki/chiikihoukatu/ninchisho-sodan.html

認知症の人やその家族等から相談に応じるため、電話相談窓口を開設しています。電話は、認知症についての知識、介護経験を持つ者がお受けしています。
○電話番号:0562-31-1911
○開設日:月曜日から金曜日(祝日、年末年始は除く) 
○開設時間:午前10時から午後4時

☆アルツハイマー病の抗アミロイドβ抗体薬に係る治療・相談支援等機能 https://www.pref.aichi.jp/soshiki/chiikihoukatu/ninnchisho-shikkan-iryou-center.html

愛知県が指定した認知症疾患医療センターの事業内容の9番目に、「アルツハイマー病の抗アミロイドβ抗体薬に係る治療・相談支援等機能」が掲げられています。詳細は、お近くの認知症疾患医療センターにお尋ねください。

名古屋市内の認知症抗体医薬「レカネマブ」初回投与が可能な医療機関一覧(令和6年6月末時点) https://www.city.nagoya.jp/kenkofukushi/page/0000043505.html

レカネマブの初回投与(初回投与~6ヶ月まで)の投与要件に適合し、公表に同意いただいた医療機関を掲載。

レカネマブの治療希望については、まず、かかりつけの医師等にご相談ください

5人に1人は認知症になるらしいから、認知症疾患医療センターで検査を受けよう!(続)(5/7)

5人に1人は認知症になるらしいから、認知症疾患医療センターで検査を受けよう!(続)(5/7)(Ylanite KoppensによるPixabayからの画像)

⑯滋賀県:『認知症疾患医療センター一覧』https://www.pref.shiga.lg.jp/ippan/kenkouiryouhukushi/koureisya/319087.html

滋賀県が指定した8か所の認知症疾患医療センターの名前・住所・ 電話番号がまとめられています。病院へのリンクは、一覧表の下にまとめてあります。

受診方法は、各病院のホームページ等でご確認ください。

☆かかりつけ医の探し方:

『認知症相談医について』(2024年5月16日更新) https://www.pref.shiga.lg.jp/ippan/kenkouiryouhukushi/koureisya/300651.html

認知症を早期に発見し早期に対応するためには、日常受診している「かかりつけ医」の役割が大変重要で、認知症相談医制度を創設。

この制度では、認知症についての研修を行い、修了した医師のうち、認知症相談医となることを承諾した方を「認知症相談医」として認定しています。

地域ごとに認知症相談医の名簿がPDFにまとめられています。

『認知症サポート医養成研修修了者名簿 (PDF:652 KB)令和6年4月現在』https://www.pref.shiga.lg.jp/file/attachment/5457420.pdf

独立行政法人国立長寿医療研究センターが行う認知症サポート医養成研修を修了し、「かかりつけ医」への助言等の支援を行うとともに、専門医療機関や地域包括支援センター等との連携の推進役となる医師です。

名簿には、「認知症サポート医」の氏名・所属する病院名・住所・電話番号が掲載されています。

『滋賀県内における「地域包括支援センター」設置状況一覧』(令和6年4月1日時点) https://www.pref.shiga.lg.jp/file/attachment/5469424.pdf

包括支援センターが置かれた市町名・担当する地域・支援センターの名称・所在地(建物名称)・電話番号・F A X 番号などがまとめられています。

☆『レカネマブの投与が可能な医療機関一覧 (PDF:94 KB)』(令和6年5月現在)  https://www.pref.shiga.lg.jp/file/attachment/5472813.pdf

認知症治療薬レカネマブ(レケンビ®)の投与について、投与可能で滋賀県ホームページへの掲載の承諾が得られた医療機関のみ掲載しています。

※レカネマブ(レケンビ®)による治療については、まず、かかりつけの医師等にご相談ください。
一覧の医療機関受診を希望される場合は、あらかじめ電話等でお問い合わせください。

5人に1人は認知症になるらしいから、認知症疾患医療センターで検査を受けよう!(続)(5/7)

5人に1人は認知症になるらしいから、認知症疾患医療センターで検査を受けよう!(続)(5/7)(Kerstin RiemerによるPixabayからの画像)

⑰大阪府:『大阪府域の認知症疾患医療センター一覧(PDF:136KB)』https://www.pref.osaka.lg.jp/documents/4006/ninntisyousikkanniryousennta202387.pdf

大阪府が指定した6か所の医療センターの病院名とリンク・電話番号/FAX・住所・最寄り駅・担当地域が一覧にまとめられています。

受診方法は、それぞれの病院のホームページ等をご確認ください。

大阪市にお住いの方は『大阪市が指定する認知症疾患医療センター』https://www.osaka-ninchisho.jp/osakan/info/detail/1/60/33/14

大阪市が指定した地域型認知症疾患医療センター3か所と、連携型認知症疾患医療センター3か所の、病院名とリンクと電話番号が一覧になっています。

また、受診等を希望する方は、来院前に各病院に直接お電話でお問い合わせくださいとのことです。

堺市にお住いの方は『堺市指定の認知症疾患医療センター』https://www.city.sakai.lg.jp/kenko/fukushikaigo/koreishafukushi/dementia/shikkan-center.html

堺市が指定した2認知症疾患医療センターの病院名とホームページへのリンク・住所・相談窓口電話番号と受付日時が表になっています。

受診方法は、各病院のホームページなどでご確認ください。

5人に1人は認知症になるらしいから、認知症疾患医療センターで検査を受けよう!(続)(5/7)

5人に1人は認知症になるらしいから、認知症疾患医療センターで検査を受けよう!(続)(5/7)(Larisa KoshkinaによるPixabayからの画像)

☆かかりつけ医の探し方:

『大阪府認知症サポート医名簿一覧』https://www.pref.osaka.lg.jp/o090090/kaigoshien/ninnshishou-gyakutai/supportmeibo.html

大阪府の地域名・担当する市町村名・この地域のサポート医の名簿URLが、一覧になっています。認知症サポート医は、国が定めた「認知症サポート医養成研修」を修了した医師の名簿です。(*2)

『大阪府内で認知症に関する診断・対応等を行う医療機関』(2019年4月5日更新) https://www.pref.osaka.lg.jp/o090090/kaigoshien/ninnshishou-gyakutai/rennkei2.html

『大阪市認知症サポート医名簿』https://www.city.osaka.lg.jp/fukushi/cmsfiles/contents/0000455/455975/05sapoimeibosyuseigo.pdf

区ごとに、大阪市が認定したサポート医の氏名・所属する医療機関名・所在地がまとめられています。

*『堺市認知症サポート医名簿(令和6年6月時点)(PDF:200KB)』https://www.city.sakai.lg.jp/kenko/fukushikaigo/koreishafukushi/dementia/suport-i.files/sapouto202406.pdf

所属医療機関が位置する区の名前と堺市が認定したサポート医の氏名・所属する医療機関名がまとめられています。

*『大阪府の病院・診療所・歯科診療所・助産所/薬局を探す』(大阪府医療情報ネット) https://www.iryou.teikyouseido.mhlw.go.jp/znk-web/juminkanja/S2310/initialize?pref=27

キーワード・診療科目・住所から検索できます。

『大阪府内の地域包括支援センターの所在地等』https://www.pref.osaka.lg.jp/o090090/kaigoshien/tiikihoukatusien/index.html

府内の市町村別に、地域包括支援センターのリンクが並んでいます。お住いの市町村をクリックしてください。

今回は、ここまでです。一部地域のレカネマブ治療情報は、自治体のホームページに掲載されたもののみを紹介しています。ご了承ください。

5人に1人は認知症になるらしいから、認知症疾患医療センターで検査を受けよう!(続)(5/7)

5人に1人は認知症になるらしいから、認知症疾患医療センターで検査を受けよう!(続)(5/7)(수형 배によるPixabayからの画像)

次回は、⑱兵庫県(神戸市を含む)⑲岡山県⑳広島県(広島市を含む)㉑山口県認知症疾患医療センターかかりつけ医の探し方を紹介します。

なお、22都道府県の基幹型の認知症疾患医療センターは、9月20日ブログ9月27日ブログ10月4日ブログをご覧ください。

5人に1人は認知症になるらしいから、認知症疾患医療センターで検査を受けよう!(続)(5/7)

5人に1人は認知症になるらしいから、認知症疾患医療センターで検査を受けよう!(続)(5/7)(Evgeni TcherkasskiによるPixabayからの画像)

補注

*1:認知症抗体医薬「レカネマブ」(レケンビⓇ点滴静注)について:『アルツハイマー病の原因に働きかけて病気の進行自体を抑制する薬としては、国内で初めて承認された薬です。2週間に1度、約1時間ほどかけて点滴で投与します。
 アルツハイマー病による認知症が軽度である時期、および、アルツハイマー病による軽度認知障害の方が治療対象となり、検査(脳脊髄液検査またはアミロイドPET検査)により脳にアミロイドβがたまっていることを明らかにする必要があります。
 この薬の使用により、認知機能障害の悪化が有意に(18ヶ月で27.1%)抑制されたことが報告されています。
 副作用としては、使い始めの初期に、注射したときに頭痛、寒気、発熱、吐き気などが現れることがあります。
 また、特に使い始めて数ヶ月以内に、脳が腫れたり、脳に少量の出血が生じたりするなどの報告があります。そのため、専門医療機関での注意深い観察、評価が必要とされています。』厚生労働省 https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000089508_00005.html

*2:「実施主体は都道府県および指定都市。国立長寿医療研究センターは厚生労働省より委託を受け、認知症サポート医養成研修を実施しています。

高齢者が慢性疾患などの治療のために受診する診療所等の主治医(かかりつけ医)に対し、適切な認知症診断の知識・技術、家族からの話や悩みを聞く姿勢を習得するための研修を実施しています。

また、かかりつけ医への研修・助言をはじめ、地域の認知症に係る地域医療体制の中核的な役割を担う医師として、認知症サポート医の養成を進めています。」長寿医療研修センター https://www.ncgg.go.jp/hospital/kenshu/kenshu/27-1.html

*3:「かかりつけ医認知症対応力向上研修:高齢者が日頃より受診する診療所等の主治医(かかりつけ医)に対し、適切な認知症診療の知識・技術や認知症の人本人とその家族を支える知識と方法を習得するための研修を実施することにより、認知症サポート医との連携の下、各地域において認知症の発症初期から状況に応じた認知症の人への支援体制の構築を図る。」 厚生労働省 https://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-12300000-Roukenkyoku/0000121151.pdf

以上

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