行方不明の愛しい人を想う歌「幽霊でもいいから」
「幽霊でもいいから」作詞・作曲・歌:高橋和義 https://youtu.be/prCkVvZux14?si=F2VsTl6zE_LAlV0m
高橋和義さんは牧師です。東日本大震災の被災者支援活動に4年間携わりました。さらに7年間、釜石市の社会福祉協議会の職員として支援活動を続けられたそうです。
彼が力を注いだ活動の1つに「唄っこ」「お茶っこ」があります。ギターを弾く高橋さんが仮設住宅の集会場をまわり、なんとなく集まってきた皆さんが彼のギターで唄ったり、しゃべったりするものでした。
この「唄っこ」に来ていた、幼い子どもを2人か3人抱えた若いお母さんが「津波で主人を流されて、まだ見つからないんです」と。ポツリポツリと洩らされたそうです。
「ゆうれいでもいいから戻って来てほしい。」
「なんとか、そばに居て欲しい。」
彼女からこぼれ落ちた言葉を集めて高橋和義さんが作られた曲が「幽霊でもいいから」です。
あなたにも会いたくて会えない大切な人はいらっしゃいますか?