もしもパートナーに暴力をふるわれたら、どうすれば良いかをまとめました!

もしもパートナーに暴力をふるわれたら!

もしもパートナーに暴力をふるわれたら!(sharonjoy17によるPixabayからの画像)

2020年3月30日のBBCニュースによると、イギリスでは新型コロナウイルスに伴う外出禁止で、家庭内暴力が急増すると専門家が警告しているそうです。https://www.bbc.com/news/uk-wales-52076789?SThisFB&fbclid=IwAR3ahSPDq7ZXkvc8oyFFZdI_c1mgAic3slNVOgerqCL_Zw2UPVZpnVDj8-s

この報道を受けて、もしも自宅待機中にこどもやあなたがパートナーから、あるいは家族から、暴力や性犯罪を受けたらどうすれば良いかをまとめてみました。24時間電話対応しているセンターや、メール相談を受け付けているセンターもあります。どうか1人で苦しまないで、助けを求めてください。そこから逃げて、幸せを掴んでください。お願いします。

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もしもパートナーに暴力をふるわれたら!(BeataKamによるPixabayからの画像)

1.今すぐ助けて!    ⇒ 警察を呼ぶ、近所の交番にかけこむ

2.一時的に避難したい  ⇒ 婦人相談所 https://www.mhlw.go.jp/content/11900000/000402433.pdf 各都道府県に1か所、47か所あります。左のアドレスは、その各都道府県の婦人相談所の電話番号一覧です。

3.電話で相談したい   ⇒ DV相談ナビ 0570-0-55210 携帯・PHS・公衆電話からも利用できます。最寄りの相談機関の窓口に電話が自動転送され、直接担当の方に相談できるナビダイヤルです。

4.メール相談や24時間受付のセンターはどこ? ⇒ 配偶者暴力相談支援センターの機能を果たす施設一覧 http://www.gender.go.jp/policy/no_violence/e-vaw/soudankikan/pdf/center.pdf、 この一覧にホームページアドレスが掲載されています。お近くのセンターの対応をご確認ください。

5.日本語が話せない   ⇒ Please select each language to download.

Para sa mga biktima ng karahasan ng asawa http://www.gender.go.jp/policy/no_violence/e-vaw/siensya/pdf/04tagalog.pdf、(タガログ語)

Para as Vítimas de Violência Conjugal http://www.gender.go.jp/policy/no_violence/e-vaw/siensya/pdf/07portuguese.pdf、(ポルトガル語)

A las Víctimas de la Violencia Conyugal http://www.gender.go.jp/policy/no_violence/e-vaw/siensya/pdf/02spanish.pdf、(スペイン語)

タイ語版http://www.gender.go.jp/policy/no_violence/e-vaw/siensya/pdf/03thai.pdf

Жертвам супружеского насилия http://www.gender.go.jp/policy/no_violence/e-vaw/siensya/pdf/08russian.pdf、(ロシア語)

To Victims of Spousal Violencehttp://www.gender.go.jp/policy/no_violence/e-vaw/siensya/pdf/01english.pdf、(英語)

面对配偶的暴力,受害者应该如何做 ,受害者应该如何做 http://www.gender.go.jp/policy/no_violence/e-vaw/siensya/pdf/06chinese.pdf、(中国語)

배우자로부터의 폭력 피해자 분께 http://www.gender.go.jp/policy/no_violence/e-vaw/siensya/pdf/05korean.pdf、(韓国語)

Spousal Violence Counseling and Support Center [PDF形式:157KB] http://www.gender.go.jp/policy/no_violence/e-vaw/siensya/pdf/center_e.pdf

もしもパートナーに暴力をふるわれたら!

もしもパートナーに暴力をふるわれたら!(pasja1000によるPixabayからの画像)

家庭内暴力について

a. 暴力の範囲

家庭内暴力、あるいはドメスティックバイオレンス(DV)の暴力には、身体的な暴力精神的暴力性的暴力があります。「誰のおかげで生活できるんだ」と大声で怒鳴ることも、実家や友人との付き合いを制限したり、携帯やメール・電話などを細かくチェックすることも含まれます。

b. 暴力をふるう加害者のタイプ

男女共同参画局の「配偶者からの暴力被害者支援情報」http://www.gender.go.jp/policy/no_violence/e-vaw/index.html によると、暴力をふるう加害者に特定のタイプはないそうです。人当たりが良く、社会的信用もあり、周囲の人からは「家で妻に対して暴力を振るっているとは想像できない」と思われるタイプもいるそうです。

c. 暴力を振るわれ続けた時の影響

暴力を振るわれ続けると強い恐怖感に支配され、「逃げたら殺される」「誰も助けてくれない」と否定的な無力感に陥るそうです。また、子どもの安全や学校の問題、生活費のこと、自分の友人や勤め先などの問題から思考停止になってしまい、逃げられないそうです。

もちろん、パートナーへの愛着や暴力を止めてくれることへの期待もあります。我慢すれば、いつかきっと止めてくれると信じたいものです。

けれど、暴力を受け続ける身体的ケガにとどまらず、精神的にもPTSD(心的外傷後ストレス障害)に陥り、精神もダメージを受けます家庭の暴力を見ながら育った子どもにも、心身症状が現れるそうです。感情表現や問題解決の手段として暴力を用いるようになる、負の連鎖もあるそうです。

どうか、相談だけでもなさってください。お願いします。

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d. 「親」からの性暴力の被害者もいます

2020年3月に公表された「性犯罪・性暴力被害者のためのワンストップ支援センター」への調査によると、この支援センターに電話・面談で性暴力の被害相談をしたケースで《加害者との関係「親」》と回答した割合は、電話でも面談でも10%を超えていました。

面談による相談では、「親」からの被害が13.2%。(この調査の「親」には、実親、養親、継親、親の交際相手が含まれる)《加害者との関係「その他の家族・親族」》が6.1%。つまり、家族・親族からの被害が約2割に達します。

父親から娘に対する性虐待では、母親がDV(ドメスティックバイオレンス)被害に遭っている場合も少なくないそうです。家族・親族からの性虐待の裏には、母親へのDVが潜んでいるので、母親が娘を守れないのかも知れません。

調査対象センターが記入した自由記述欄に、こう書かれていたそうです。『若年の被害者の場合には、とくに母親からのケアがあれば回復しやすい傾向にあるが、母親自身もDVを受けており、被害者である子どもの立場に立てていないこともある

パートナーの暴力はあなたの心と体を虐待するだけではなく、幼いお嬢さんの体と心と将来を破壊させる可能性があります。

もしもパートナーから暴力をふるわれたら、まずは相談してください。あなたの幸せと家族の幸せを、心から祈っています。

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もしもパートナーに暴力をふるわれたら!(sharonjoy17によるPixabayからの画像)

参考

配偶者からの暴力被害者支援情報(男女共同参画局)http://www.gender.go.jp/policy/no_violence/e-vaw/index.html

「性犯罪・性暴力被害者のためのワンストップ支援センターを対象とした支援状況等調査」報告書 http://www.gender.go.jp/policy/no_violence/e-vaw/chousa/r02_top.html

配偶者暴力相談支援センター  http://www.gender.go.jp/policy/no_violence/e-vaw/soudankikan/01.html

婦人相談所  http://www.gender.go.jp/policy/no_violence/e-vaw/soudankikan/02.html

以上

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