【夏の介護応援・Vol.1】急な猛暑に親の体が追いつかない!この土日で仕込む「暑さ慣れ」のロードマップ

夏の介護応援シリーズ1こんにちは。今週も1週間、仕事に家事に、そしてご家族のケアに、本当にお疲れ様でした。

もう7月。いよいよ夏本番が近づいてきましたね。

実は今年の夏、気象庁の予報で「期間の前半を中心に暖かい空気に覆われやすい」という、少し怖い発表が出ているのをご存知ですか?

つまり、体がまだ夏モードになっていない7月の早い段階から、一気に厳しい猛暑がやってくる可能性が高いということです。

私たち40代・50代でも急な暑さは体にこたえますが、高齢の親世代にとっては、この「急激な暑さの立ち上がり」が最大の危機になります。

🚨なぜ「急な暑さ」が高齢者にとって危険なのか?

人間の体は、徐々に汗をかきやすくなることで夏の暑さに耐えられるように変化していきます。これを「暑熱順化(しょねつじゅんか)」と呼びます。

しかし、高齢になるとこの「体温調節のセンサー」がサビついてしまい、暑熱順化に時間がかかります。

体が未完成のまま急な猛暑を迎えると、室内でじっとしていても熱中症を引き起こしてしまうのです。

「まだ本格的な夏じゃないから大丈夫」という油断が、一番危険な時期。

だからこそ、本格的な猛暑が牙を剥く前に、この週末を使って実家のご両親へ「暑さ慣れ」の仕込みを始めましょう!

📞この土日で実践!「暑さ慣れ」のロードマップ

今週末、電話や帰省の際にぜひ試していただきたい2つのアクションをご紹介します。

1. 「壊れてないか確認して!」を口実にエアコンを動かす

高齢の親御さんは

「まだエアコンは早い」

「電気代がもったいない」と我慢しがちです。

そこで、この週末は「真夏になってから壊れていると業者がすぐ来てくれないから、今のうちに1回だけ試運転してみて!」とお願いしてみてください。

設定温度は28度くらいでOK。まずは「エアコンのリモコンに触る」「冷風を浴びる」という心理的ハードルを下げるのが第一歩です。

2. 意識的に「汗をかく練習」を促す

暑熱順化の基本は、上手に汗をかける体を作ること。

「シャワーだけで済ませずに、湯船に浸かってじんわり汗をかいてね」と伝えてみましょう。

でも、実家でお風呂を沸かすのが面倒だったり、

お風呂掃除が負担だったりすることもありますよね。

そんな時は、地域の「銭湯」や高齢者福祉センターの「入浴施設」を提案してみるのも手です。

実は多くの市区町村で、高齢者向けに「銭湯の無料・割引入浴デー」を設けたり、補助券を配ったりする制度(東京都の入浴補助制度など)が用意されています。

「お散歩がてら、タダで大きなお風呂に行って汗流してきたら?」と声をかければ、親御さんにとっても良い気分転換やお出かけのきっかけになります。

お住まいの地域名と一緒に「高齢者 銭湯 助成」などで検索するとお得な制度が見つかることが多いので、ぜひチェックして親御さんに教えてあげてくださいね。

無理のない範囲で心地よく汗をかくことが、真夏を乗り切る最強の鎧になります。

💖最後に:あなた自身もご自愛を

親のことが気にかかると、つい自分のことは後回しになってしまいますよね。でも、介護する側の私たちが倒れてしまっては元も子もありません。

この週末は、エアコンの効いた涼しい部屋で、ご自身の心と体もゆっくり休ませてあげてくださいね。

7月10日金曜日(Vol.2)は、「もう『エアコンつけて』で消耗しない!親の自尊心を傷つけない魔法の声かけ」をお届けします。どうぞお楽しみに!

🚨「夏の介護応援シリーズ(全5回)」はこちら

Vol.1:この土日で仕込む「暑さ慣れ」のロードマップ(https://kizuna-iyashi.com/2026/07/03/elderly-heatstroke-prevention-vol1/

Vol.2:親にエアコンをつけさせる魔法の声かけ(7月10日21時アップ)

Vol.3:梅雨明け前に整える「デジタル&人」の防衛線(7月17日21時アップ)

Vol.4:用意しておきたい24時間の脱水防止アイテム(7月24日21時アップ)

Vol.5:8月の酷暑を乗り切る大人の手抜きルール(7月31日21時アップ)

💡参考:3か月予報(2026年6月23日発表)の解説 気象庁 https://www.data.jma.go.jp/cpd/longfcst/kaisetsu/?region=010000&term=P3M

以上

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