【要注意】親が同じ服ばかり着る…それ認知症?ズボラとの違いと家族が気づくサイン

 

ChatGPT 同じ服ばかり着続ける、それ認知症?

ChatGPT 同じ服ばかり着続ける、それ認知症?

「お母さん、最近、同じ服ばかり着てない?」

梅や木蓮、河津桜など、春の花の便りが届く季節になりました。
日差しも明るくなり、重たいコートを脱いで、春色の服を着たくなる頃です。

ところが、母は違います。

春色の明るい服があるのに、
なぜか季節はずれの紺色カーディガン。

「ただのズボラ?」
「年のせい?」

そう感じてしまうかもしれません。

親が同じ服ばかり着る場合、
単なる面倒くさがりのこともあります。

しかし、

・服の汚れに気づかない
・季節に合わない服を着る
・下着を替えない

といった様子が見られる場合、
認知症の初期サインの可能性があります。

認知症では、記憶障害や判断力の低下により
着替えの意味そのものが分からなくなることがあります。

今回は
「同じ服ばかり着る理由」と
家族が気づくサインを紹介します。


1 ただのズボラ?認知症?違い

同じ服を着続ける行動は、
単なる「面倒くさがり」のこともあります。

しかし高齢者の場合、
認知症の初期症状として現れることもあります。

判断のポイントは
季節感や着替えの理解があるかどうかです。

ズボラの場合

・洗濯はしている
・指摘すると着替える
・外出時は身だしなみを整える

認知症の可能性

・服が汚れても気づかない
・指摘すると怒る
・下着を替えない

認知症では、
記憶障害や着衣失行によって
服の状態を理解できなくなることがあります。


2 なぜ同じ服を着続けるのか

①「汚れている」と理解できない

認知症では、次のような脳の変化が起こります。

失認

服のシミや汚れを認識できない状態です。

判断力の低下

「汚れている=着替える」という
生活のルールが理解できなくなります。

記憶障害

食べこぼしや失禁をしたこと自体を
すぐ忘れてしまうこともあります。

そのため、
汚れた服でも着続けてしまうことがあります。


②着替えの手順がわからない

服を着る行為は、実はとても複雑な作業です。

認知症では次のような障害が起きることがあります。

実行機能障害・失行

・前後や上下が分からない
・順番通りに服を着られない

着衣失行

・ズボンに腕を通そうとする
・服の構造と体の動きが合わない

記憶障害

・さっき脱いだことを忘れる
・何度も脱ぎ着してしまう


③身体的に着替えづらい

加齢による身体の変化も関係します。

・腕が上がらない
・後ろに手が回らない
・ボタンが留めにくい

また高齢者は皮膚が敏感になり、

・ウールのチクチク
・新しい服の刺激

などを嫌がることもあります。

そのため
着慣れた服ばかり選ぶ場合もあります。


④安心する服しか着たくない

認知症になると
環境の変化に強い不安を感じることがあります。

そのため

・同じ服
・同じ生活リズム

を保つことで
安心感を得ようとすることがあります。

参考
認知症ねっと
https://info.ninchisho.net/qa270/tips20#id7


3 【チェックリスト】認知症の可能性がある服装の変化

次のような変化が続く場合、
認知症の初期症状の可能性があります。

□ 同じ服を何日も着続ける
□ 下着を替えなくなる
□ 季節に合わない服を着る
□ パジャマのまま外出する
□ 服を裏返しに着る
□ 服の汚れを気にしなくなる

1つだけなら心配ないこともありますが、
複数当てはまる場合は注意が必要です。

早めに
「物忘れ外来」や「認知症外来」で相談すると安心です。

参考
厚生労働省
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000089508.html


4 家族がやってはいけない声かけ

着替えない高齢者に対して
命令や叱責は逆効果です。

例えば

「汚いから着替えて」
「何日着てるの?」
「そんな格好ダメ」
「臭いよ」

本人は理由が理解できないため
怒りや不安につながることがあります。


5 うまくいく声かけ

着替えを促すときは
提案型の声かけが効果的です。

例えば

「この服、お母さんに似合いそう」
「今日はこの服どう?」
「この服とあの服、どっちがいい?」

ポイント

・選択肢を少なくする
・お気に入りの服を複数用意する
・前開きなど着替えやすい服を選ぶ

参考
認知機能セルフチェッカー
https://cog-selfcheck.jp/column/t24/


6 受診の目安

次の症状もある場合は、
早めの相談がおすすめです。

・同じ質問を繰り返す
・物を盗まれたと言う
・料理ができなくなる

認知症は
早期発見で生活の質を保てる可能性があります。

参考
厚生労働省
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000089508.html


よくある質問(Q&A)

Q 同じ服ばかり着るのは認知症ですか?

必ずしも認知症とは限りません。
単に面倒くさい、着慣れているなどの理由もあります。

しかし、

・服の汚れに気づかない
・季節に合わない服を着る
・着替えを強く拒否する

などの様子がある場合、
認知症の可能性もあります。


Q 認知症の人はなぜ着替えないのですか?

主な理由は次の通りです。

・汚れを認識できない(失認)
・着替えの手順が分からない(失行)
・安心できる服を着続ける

など、脳の働きの変化によるものです。


まとめ

「同じ服ばかり着る」

それは怠けているのではなく、
脳が少し疲れているサインかもしれません。

早く気づくことが、
親を守る大切な一歩になります。

どうかこの春、
ご家族で穏やかな時間を過ごせますように。

以上

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