骨卒中とは?高齢者が冬に骨折しやすい理由と自宅でできる転倒予防策
突然の寝たきりを防ぐために
「骨卒中」という言葉をご存知ですか?
骨粗鬆症(こつそしょうしょう)が原因で骨折し、脳卒中のように突然、要介護状態になってしまうことを指します。
ちなみに、わたくしの父も散歩中の大腿骨骨折から2年弱で、他界しました。
「自分は大丈夫」と思わず、特に50代以降の方は一度、骨密度を測ってみるのがおすすめです。
冬が最も危ない!骨折しやすい3つの理由
統計(鳥取県や長崎県などの調査)では、1年の中で「1月」が最も骨折が多く、逆に8月が最も少ないという結果が出ています。
なぜ冬に増えるのでしょうか?
① 身体的な要因(動きが鈍くなる)
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筋肉の硬直: 寒さで体が強張り、とっさの一歩が出にくくなります。
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血行不良: 足先の感覚が鈍くなり、つまずきやすくなります。
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ビタミンD不足: 日光浴の機会が減り、骨の強度が低下しやすくなります。
② 環境的な要因(滑りやすさ)
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路面の凍結: 朝晩の凍った道での転倒が急増します。
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厚着の影響: 服で動きが制限されたり、足元が見えにくくなります。
③ 屋内の危険(冬特有の生活)
意外にも、高齢者の骨折の多くは「家の中」で起きています。
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こたつ・カーペット: 布団の端やコードに足を引っ掛けやすくなります。
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ヒートショック: 寒い部屋へ移動した際の温度差で、ふらつくことがあります。
年代によって「骨折の旬」が違う?
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子供: スポーツが盛んな「春や秋」に多い
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高齢者: 圧倒的に「冬」のリスクが高い
冬場は、外では「ポケットから手を出して歩く」、家では「段差に気をつける」。この少しの意識が大切です。
シニアが骨折を防ぐための3つのポイント
1. 家の中の安全を確保
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リビング: カーペットの端を固定し、電気コードは壁際にまとめます。
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階段・廊下: 足元灯をつけ、手すりを設置しましょう。
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浴室: 滑り止めマットを敷き、椅子に座って着替えます。
2. 「転ばない体」を作る(無理のない運動)
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片足立ち: 机を支えに1分間キープ。
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かかと上げ: 歯磨き中にゆっくり上下。
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ウォーキング: 1日30分、日光を浴びながら。
3. 骨を強くする食事
以下の栄養素をセットで摂りましょう。
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カルシウム: 牛乳、小魚、豆腐
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ビタミンD: 鮭、きのこ、卵
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ビタミンK: 納豆、ほうれん草
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タンパク質: 肉、魚、大豆
💡 意外な盲点
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靴選び: スリッパではなく、かかとのあるルームシューズを。
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薬の確認: ふらつきが出る薬もあるので、医師に相談を。
「床に物を置かない」。今日からできるこの一歩が、あなたの骨を守ります。
🔍 根拠資料(外部リンク)
以上

