幸せの作り方 ~日頃の小さな喜びや感謝を積み立てしましょう~ vol.8

幸せの作り方 ~日頃の小さな喜びや感謝を積み立てしましょう~ vol.8

幸せの作り方 ~日頃の小さな喜びや感謝を積み立てしましょう~ vol.8

明日香さん(仮名)は、父の日のプレゼントに「絆の絵Ⅱ」を選んでくださいました。

退職を決めたお父様の若かりし頃の写真を前に、明日香さんは思いのたけを一気に話し始めました。

「父は大学の数学科を卒業して、保険会社に入社しました。営業じゃなくて、保険の仕組みを作る仕事。ほら、この顔、いかにも神経質で生真面目そうでしょ?保険の仕事のせいなのか、家でも勉強?仕事?をしていて母もわたしたちもピリピリ。

ちょっとでも騒ぐと「お父様のお邪魔になるから静かにしなさい」って叱られるから、父が家に居ると窮屈で息が詰まりそうでした。

それだけじゃなくて、家のことも母に任せっきりで、父が運動会とかピアノの発表会に来た事ないです。会話もないし、用事は母に伝言したり、母から父の意見を聞かされるような感じでした。

反対にお友だちのお父さんは気さくで明るくて、私たちと一緒にゲームで遊んだりして、楽しそうなおウチで本当に羨ましかった。今なら「親ガチャに外れた」って言うんでしょうね。

でも今になると、分かるんです。あの頃の父は、単に必死で仕事にしがみついていただけに過ぎないって。

父の家は貧しくて、大学も奨学金で通ったそうです。神経質で生真面目で気が小さくて・・・だから、失敗するのが怖かったり、上司の期待に応えようと必死で、家族のことも子どもの気持ちも見えなかったんでしょう。家族で団らんとか、子どもと遊ぶとか、父自身が体験したことがなかったから考え付かなかったじゃないかなぁ。上昇志向も強かったと思います。外資系の保険会社に転職して、いわゆる出世もしましたから。

そんな仕事しかしてこなかった父が65歳できっぱり退職するって宣言したんです。驚いたけど、大賛成!バイクに乗りたいと言い出したそうで、父のことを何も知らなかったんだと改めて気づかされました。きっと、お互いにね。

仕事から解放されて、第2の青春を楽しもうとしているお父さんに応援してるよって伝えたいです。」

背景に使ったバイクは、お父様の好きなタイプではなかったそうですが、とても喜ばれたそうです。

「絆の絵Ⅱ」は、癒しを届けます。インタビューで、あなたの中に眠っている想いや気持ちを言葉にします。

浅海直二郎商店:https://www.creema.jp/c/kizuna_no_e 

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