幸せの作り方 ~日頃の小さな喜びや感謝を積み立てしましょう~ vol.22
麻友さん(仮名)は、山村留学を2学期も続ける息子さんへ「絆の絵Ⅱ」を贈ることになりました。
『山村留学はわたしたちが勧めて行かせたプランで、この夏休みだけの予定でした。ところが夏休みが終わりに近づいた頃、「帰りたくない!2学期も続けたい」って息子が言い出したんです。
驚きました。瑛太は引っ込み思案で、自分から何かを主張したことなんて無かったんです。カブトムシが好きで、「ファーブル昆虫記」を愛読してたから選んだだけだったのに、予想外の展開でした。
そうなんです、5年生の2学期は算数が盛り沢山。分数の考え方から始まって、分数の足し算・引き算。単位当たりの量の考え方と速さの計算。図形は四角形と三角形の面積を習うんです。そんな大事な時にあっちで野山を駆け回っていたら落ちこぼれるに違いないって考えました。
ところが瑛太はちゃんと調べて交換条件を言い出したんです。まず、今のお家と学校で2学期も山村留学を継続できること。さらに、東京の学校からドリルを送ってもらって自習するから、と。
二重に驚きました。いつの間にこんなにしっかりしたの?って。自分で考えて調べ、要求を通すために解決策を提示できるなんて、本当に予想外でした。
夫婦で話し合いました。留学費用もかさむし、ドリルの自習だけで学校で学ぶ水準まで理解できるとは思えない。でも、息子の成長ぐあいが素晴らしすぎて、彼の生まれて初めての要求を潰しちゃって良いのだろうか、と。
悩んだ末に、瑛太の希望を叶えることに決めました。これ以上の延長はしない事と戻ってきて勉強について行かれない場合は塾に通うという約束で。
子どもって、いつの間にか成長してるんですね。私もパートじゃなくて、再就職に挑戦してみようかなって考えてます。』瑛太君の留学先に「絆の絵Ⅱ」をお届けすることになりました。「絆の絵Ⅱ」は、癒しを届けます。インタビューで、あなたの中に眠っている想いや気持ちを言葉にします。
浅海直二郎商店:https://www.creema.jp/c/kizuna_no_e