幸せの作り方 ~日頃の小さな喜びや感謝を積み立てしましょう~ vol.5
彩香さん(仮名)は、敬老の日のお祝い用に「絆の絵Ⅱ」を注文してくださいました。
一緒にいらっしゃった3歳のお嬢さんがインタビューの途中で飽きてしまい、お話は途中で中止。続きは電話で伺い、文章の確認と背景との組み合わせ3バージョンから選ぶ作業はメールで行いました。
「写真をどれにしようか、すごい悩みました。敬老のお祝いだから、ふたりの写真が良いと思うんですけど、無いんです。
写真を撮られるのが嫌いなんです、うちの母。だから、最近の写真が1枚も無いの。両親の結婚式の写真は私の手元にはないし、頂戴って言ったら理由を聞かれるだろうし・・・びっくりさせたいから、私の幼い頃の写真にしました。よく撮れているでしょ、父の趣味がカメラなんです。
父は元気なんですが、母の体調が良くないんです。眠れなくて、何もしてないのに疲れが抜けないらしいんです。母は約8年、おばあちゃんをつきっきりでお世話して看取ったから、その疲れがどっと出ているんだと思います。
だから、母を元気づけたいし、有難うって言いたい。
陽菜を育てていると、ママはきっと大変だったろうなって感じます。直樹さんは何とか手伝ってくれるけど、パパなんて何にもしなかったはず。それでも、チューリップのよだれかけとかトマトのアップリケがついたランチョンマットとか、ママの手作りがいっぱいあったんです。幼稚園なんて3時頃には帰ってきちゃうのにね・・・
陽菜を寝かしつけるのに、知らない子守歌を歌ってたんです。自然と口から出てきて、自分でもびっくり。訳が分からなかったんだけど、洗い物をしている時に突然、閃いたんです。あれは、ママが私に唄ってくれてた子守歌なんだって。そしたら、陽菜に幼い頃の私が重なって、いろいろ思い出しました。よだれかけの模様とか、幼稚園に持って行ってた手提げ袋の模様とか。私はお裁縫なんて大嫌いだから、ママの真似なんて絶対に無理。
あんなに手間も暇もかけてくれて、大切に育ててくれて、本当に有難いなって思います。今、陽菜を育てているからこそ私の両親に育てられた重みと価値が、理解できようになりました。ママとパパには、いつまでも元気で幸せでいて欲しいです。」
「絆の絵Ⅱ」は、癒しを届けます。インタビューで、あなたの中に眠っている想いや気持ちを言葉にします。
浅海直二郎商店:https://www.creema.jp/c/kizuna_no_e
以上